岡田家



正宗雅敦の妻は讃岐国多度津藩士岡田林左衛門長女です。
鹿野は文政3年に雅敦に「内々嫁」しています。これは鹿野が多度津の殿様の落胤で、正宗家に嫁ぐために岡田家に一旦入籍したという話です。鹿野が生まれた当時の多度津藩主は京極高文であり、その7代の祖高次の妻は淀君の妹になります。

林右衛門――+――鹿野 正宗雅敦妻
享和2   |
      +――丈太郎長義  ――+――彌一郎子明
         慶應3      |  文久3
         室三野氏     |
                  +――得 正宗雅広妻
                  |
                  +==真治  ――+――操
                     早川氏   |
                     明治24  +――美禰 正宗浦二妻
                     室野田氏  |
                           +――太郎      ――+――真
                                        |  昭和59
                                        |
                                        +――保

「若き日の正宗白鳥」磯佳和著、「正宗敦夫の世界」吉崎志保子著を参考にしました。


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