濱田家
下道郡岡田村





古川古松軒(1728〜文化四=1807年)が記した岡田藩上士の由緒書に、
「濱田氏の今の当主は半弥。伊東若狭守長丘(元禄十=1697年〜天明二=1782年)のころに一野右衛門が代官元締として仕官した。この人の出身は土佐国である」
とあります。

一野右衛門堯儔――権之進堯政――+―― 一野右衛門堯教――久馬堯遠――+――二男子
安永8      寛政3    |  文化3       安政3   |
室        室田中氏   |  室和田氏      室守澤氏  +――  堯信
室前田氏            |            室     |  明治23
                +――忠五郎             |
                   原田家嗣            |
                                   +――鎮
                                      原田直貞妻

権之進は事情があって下村圓助と名乗っていました。妻は足守田中氏です。
古松軒と同世代の当主は堯教となるようです。

忠五郎は、守屋家を嗣いだ慎次郎盛美の実父ですから、私との系図線上での距離は比較的近い家と云えます。
堯信は堯遠の三男で、同年に亡くなった母(堯遠後妻)と一緒に埋葬されています。

この家は絶家しているのでしょうか、子孫が何処かに健在でしたら、この墓地のことを思い出してもらいたいです。


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