横部家
津高郡一宮村





忠次の墓誌によると、祖父某は橋本姓で石州亀井候に仕えて禄領三百石、父家忠が横部と改姓して備前一宮に住み備中庭瀬領主戸川家に仕えました。家忠の長男平七忠春は下総国関宿藩久世讃岐守へ仕え、次男宇平次は母の実家大守大藤内家の養子となって十七才で吉備津彦神社の音楽を担当、その後児島郡林村へ分家して祠官を勤めました。三男茂兵衛は一宮右行事池上修理成久家の株を嗣いで吉備津彦神社に奉職しています。

橋本       横部
・      ――平左衛門家忠――+――平七忠春
                 |
         室大守氏    +――宇平次忠次
                 |  大守家興
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                 +――茂兵衛  ――    忠名==小膳  ――  忠春――右京忠家――忠義  ――+
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                                   大守氏         室藤井氏  室黒住氏  |
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+――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――+

+――   忠矣――+――太郎
   昭和22   |  昭和19
   室      |  室
          |
          +――**

忠家の妻は宮内村(岡山市吉備津)の藤井判官娘、忠義妻は同村山神黒住徳左衛門娘です。


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