吉岡家
上道郡平井村



繁致は邨井氏から家女に迎えられた婿養子で、その子幸五郎繁保は宝暦四年生、長兄伯佐太夫が初め相続しますが早世したので跡を嗣ぎ、安政六年に里正となり、文化四年に年老いて子の繁孝に職を譲っています。文政十年に七十四才でなくなっています。妻難波氏との間に二男二女がありました。

佐太夫繁厚  ==佐太夫繁致――+――佐太夫
貞享1      邨井氏    |  承家後退
室        宝暦6    |
         室吉岡氏   +――某
                |
                +――幸五郎繁保――+――始之介繁孝――某  ――+――始三郎繁芳――惣太  ――+
                   文政10   |              |  明治5    大正1   |
                   室難波氏   |  室片岡氏        |  室野崎氏   室野崎氏  |
                          |  室           |  室            |
                          |              |               |
                          +――美都          +――女            |
                             原田種顕妻          宗五郎妻        |
                                                         |
+――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――+

+――

+――小益
   三島広太郎妻

惣太は始三郎の長男で、平井村長を勤めました。妻力子(加禰 かね)は庭瀬の野崎助三郎道種娘です。


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