佐藤家
都宇郡妹尾村



大佐藤家の過去帳に、
珠光院栄運(佐藤忠四郎、上写真奥の右)の嫡男忠治郎忠満(墓碑では満武)が分家
したのが初代と書いてあります。

忠四郎  ――+――忠治郎忠満
延享5    |  分家
室      |
       +――・    ――孝次郎  ――+――元十郎   ――+――りん
          文化4    文久1    |  明治22    |  難波竹之助妻
          室      室      |  室難波氏    |
                        |          +――正次郎
                        +――吉次郎        
                        |             室久安氏
                        |
                        +――継
                        |  渡辺和三郎妻
                        |
                        +――某
                           野田家へ

この墓地は大佐藤家の管理ではありませんでしたが、大佐藤家のK氏が墓参りされていた林禎子様に遭い、
「自分はこの血縁の子孫になるが、他にお祀りする人がいないから管理している」
と聞いて、大佐藤家が祭祀を引き継ぐことになりました。平成十五年八月に両者間で委任状を交わしています。
K氏は、
「この墓は大佐藤の本家になるシロ佐藤の墓」
といわれるのが気になって墓を調べられていたようです。

大佐藤家の方々にとっては、シロ佐藤というのは二代目の弟常治郎忠武が分家した家のことですが、妹尾佐藤会の方々のいうシロ佐藤はもっとずっと昔に栄えた家のことで、同音のために誤解の溝が深まっているように思います。

林禎子様が私の祖母(清水多喜野)や伯父(良平)と懇意にしていた人で驚きました。
上記系図の「りん」の曾孫が禎子様です。

おそらく、祖母の先祖をさかのぼった佐藤三郎兵衛家(シロ佐藤、城佐藤)の分家の一つがこの家になると思います。


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